看護師の勤務場所は様々ありますが、その中の一つに保育園が挙げられます。保育園で看護師が働くことのメリットは、何といっても基本的に日勤であるため、夜勤をしなくてもよいという点にあります。

病院などで働く場合、どうしても夜勤をしなければならないケースが多く、生活リズムを壊しやすくなってしまいますが、そういった状況を避けられるというのは保育園で働く看護師ならではのメリットだといえるでしょう。

さらに、勤務日がカレンダー通りなケースが多く、週末にきちんと休みを取れるというのもうれしいポイントです。

また、それ以外に、子どもと触れ合えるというのもメリットとしてあります。保育園は仕事をしながら子どもとコミュニケーションを取れる職場であり、子ども好きな人にとってはこれ以上ない環境といえるのではないでしょうか。

このように、様々なメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在しています。その中の一つが、平均的な看護師の収入と比べて、保育園で働く看護師の所得はやや低めであるという点です。夜勤がなく、土日は休める分、日々激務に追われている看護師よりもどうしても得られる収入は低くなりがちです。

また、それほど求人数が多くないため、職場を見つけにくいというのもデメリットといえます。保育園の数には限りがあるうえ、そこに勤めることを希望する看護師は数多くいるため、就職しようと思っても、なかなか希望通りの求人が見つからない場合は珍しくありません。そのため、保育園看護師としての経験を生かした転職はしづらい傾向にあるといえるでしょう。